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トランプゲームの源流第2巻 ギャンブルゲームの変遷 紙書籍
¥3,850
SOLD OUT
本書は第1巻に引き続きトランプゲームの初期の歴史について明らかにすることを目的とし、主に 15 世紀から 17 世紀前半にかけてのトランプゲームがどのようなルールで行われたものなのか考察する。第1巻は「トリックテイキングゲーム発達史」と題し、トランプゲームの中でもトリックテイキングゲームと呼ばれるものの歴史、とりわけ切り札とビッドの歴史を概観した。この第2巻では第1巻で触れられなかったゲーム群を取り上げることにしたい。第1巻には「トリックテイキングゲーム発達史 」という副題を付したので、それに合わせてやむを得ずこの第2巻は副題を「ギャンブルゲームの変遷」としたが、実際には本書もトリックテイキングゲームの話題が半ばを占める。つまりギャンブルゲームばかりを取り上げるわけではなく、第1巻と違って扱うトランプゲームのジャンルは特に意識していない。本書ではおおむね次の条件を満たしているゲームを取り上げる。 『おそらく 15 世紀に端を発していると考えられるもの、またはそれと深く関係しているもの』 『トランプゲームの歴史を考える上で重要だと思われるもの』 (「はじめに」より抜粋) * * * 黒宮 公彦(くろみや きみひこ): 1971 年三重県生まれ。京都大学文学部卒。学生時代に世界各地の伝統的なカードゲームに興味を持つようになり、以来ルールについて調べている。The International Playing-Card Society会員。著書に『クク大全』(合同会社ニューゲームズオーダー)がある。
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ラ・グランハDX
¥16,500
タイトル:La Granja: Deluxe Master Set デザイナー:Michael Keller (II), Andreas "ode." Odendahl メーカー:テンデイズゲームズ / Board&Dice 発売年:2023 プレイ人数:1人~4人 プレイ時間:90分~120分 対象年齢:14歳以上 ルール難易度:★★★★☆(今となってはドイツ語原版が発売した頃のイメージほどの煩雑さを感じないものの、細かい処理項目は多く、ルール理解の負担はやや高め) いいポイント ・カードの扱い方や、ダイスピックによるアクション選択、陣取り要素のある市場での駆け引きなどは、今も色あせない面白さ ・12種類にも及ぶ拡張モジュールはボリュームたっぷり ・圧倒される豪華コンポーネント イマイチなポイント ・要素多めで、かつ、手元パズル感が強いのは好みがわかれる ・アートワークは美しいものの、システマチックなゲームなため、全体的な雰囲気としてはややドライに感じる 2014年にドイツ語版が発表され、そのユニークなカードの扱い方と遊びごたえたっぷりな内容で話題となった名作が豪華版となって蘇りました。 プレイヤーは、スペインの農業従事者となり、自分の農場を充実させながら、商品の出荷を繰り返し、より高い点を獲得することを目指します。 もっとも特徴的なシステムが、さまざまな効果を持つカードの使用方法です。 カードには4辺にそれぞれ異なる要素が割り当てられ、同じカードであっても、どのように使うかの選択が求められます。 カードごとに用意されたユニーク効果、出荷のためのセットコレクション的な商品の組み合わせ、農地の拡充、施設の充実によるパラメーターアップ―これらのうち、どの効果がもっとも適切でしょうか? アクション選択も、また「ラ・グランハ」の魅力でしょう。 各ラウンド、振られたダイスの目によって割り当てられたアクションから選択することになるため、常に自分の望むアクションが自由に選択できるとは限らないのです。 この「揺らぎ」によって、場面場面での臨機応変さが強く求められるのです。 早い者勝ちとなる出荷、出荷のみならず陣取り的な駆け引きがある「市場」など、その他の要素も極めて重要です。 これらをバランス良く制したものが勝利するのです。 今回、DX版となり、12種類にも及ぶ拡張ルールが含められ、モジュールタイプのこれらのルールをどのように取り入れるかによって、またひと味もふた味も違った「ラ・グランハ」が楽しめるのです。 内容物も豪華に美しくアップグレード。 ファンならずとも手元に置いておきたい「逸品」となりました。
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ラ・グランハDX メタルコイン
¥4,620
「ラ・グランハDX」で使用できる金属製のコインと勝利点のセットです。 内容物 ・コイン 35枚 ・勝利点 55枚 ※元の内容物よりも枚数は若干少ないです。
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ラ・グランハDX ドンキーペン
¥1,980
「ラ・グランハDX」で使用できるロバの駒です。 出荷数をカウントするために用いる駒です。 内容物 ・ロバ駒 20個 ・柵(厚紙タイル) 1枚
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トライブス・オブ・ザ・ウィンド-風の部族-
¥6,600
タイトル:トライブス・オブ・ザ・ウィンド-風の部族- 日本語版 / Tribes of the Wind デザイナー:Joachim Thôme メーカー:Engames 発売年:2023 プレイ人数:2人~5人 プレイ時間:40分~90分 対象年齢:14歳以上
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ウッドクラフト
¥8,800
※数寄ゲームズ通販サイト購入特典として、特製サマリーが付属します。 プレイ人数:1-4人 対象年齢:12歳以上 プレイ時間:60-120分 ゲームデザイン:Vladimir Suchy アートワーク:Michal Peichl 出版社:Delicious Games 「ウッドクラフト」では、プレイヤーは順番に7アクションのうち1つを実行していきます。各アクションは、より長く選ばれずに残っているほど有益になっていきます。 これらのアクションで、プレイヤーは木材を表しているダイスを切り分けたり、接着したり、購入したり、さらには育てることさえできます。 工房をやりくりし、道具の手入れをし、陽気な助手たちと共に働いて、森一番の木工職人としてのあなたの評判を確立するという計画を達成しましょう! 森で最も満足できて、最も生産的な家内工業へようこそ。いくつかの木材の断片から始めて、 あなたは美しく実用的な家具、楽器、その他の家財道具を作り出していきます。 木々の驚異に限界はあるでしょうか? これらはどんな形にでも切り出すことができ、好みの厚 さに重ねて接着することができます。手触りがよく、目に快く、魅力的な香りです。物々交換 に出したり、販売したりするのが容易で、自分で育てることさえできます。これほど用途の広い素材を扱うことができるとは、私たちはなんて幸運なんでしょう! そして労働が報われる土地で暮らしているとは、私たちはなんて幸運なんでしょう。製作を進めるにつれて、あなたは工房を改善し、新たな道具を手に入れ、助手たちの手を借りることができるようになります。勤勉、忍耐、そして細部への気配りによって、あなたの商売は成長し、繁栄します。数多くの作品は顧客を喜ばせ、あなたの評判は森で最も頑健な木のように立派になるでしょう。
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ロボトリック
¥2,200
タイトル:ロボトリック デザイナー:ドミッチ メーカー:コロコロ堂 発売年:2023(オリジナルは2020年) プレイ人数:3人 プレイ時間:30分 対象年齢:10歳以上
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ラッキーナンバー
¥3,300
タイトル:ラッキーナンバー / Lucky Numbers デザイナー:Michael Schacht メーカー:TIKI Editions、株式会社ケンビル 発売年:2021年(原版は2012年) プレイ人数:1人~6人 プレイ時間:20分 対象年齢:8歳以上
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フィレンツェの匠
¥6,050
タイトル:フィレンツェの匠 日本語版 / The Princes of Florence デザイナー:Wolfgang Kramer, Richard Ulrich, Jens Christopher Ulrich メーカー:Engames 発売年:2023(オリジナルは2020年) プレイ人数:1人~5人 プレイ時間:90分~150分 対象年齢:12歳以上
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南チグリスの旅人
¥8,580
タイトル:南チグリスの旅人 / Wayfarers of the South Tigris デザイナー:S J Macdonald, Shem Phillips メーカー:Garphill Games、株式会社ケンビル 発売年:2023年(原版は2022年) プレイ人数:1人~4人 プレイ時間:60分~90分 対象年齢:13歳以上
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イッツアワンダフルワールド 享楽と堕落
¥5,500
タイトル:イッツアワンダフルワールド 享楽と堕落 日本語版 / It’s a Wonderful World Leisure & Decadence デザイナー:Frédéric Guérard, Benoit Bannier メーカー:Engames 発売年:2023 プレイ人数:1人~5人 プレイ時間:45分 対象年齢:14歳以上
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イッツアワンダフルワールド 荒廃と隆盛
¥4,400
タイトル:イッツアワンダフルワールド 荒廃と隆盛/ It's a Wonderful World デザイナー:Frédéric Guérard メーカー:Engames/La Boîte de Jeu 発売年:2020 プレイ人数:1人~7人 プレイ時間:45分 対象年齢:14歳以上
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イッツアワンダフルワールド 戦争か平和か
¥3,300
タイトル:イッツアワンダフルワールド 戦争か平和か/ It's a Wonderful World デザイナー:Frédéric Guérard メーカー:Engames/La Boîte de Jeu 発売年:2019 このキャンペーンは、みなさんを『イッツアワンダフルワールド』のさらなる未来へといざないます。 シナリオを終えるごとに追加するカードはゲームに新たな変化を起こします。 戦争か平和か。5つの帝国の行く末はみなさんのプレイに委ねられています。 イッツアワンダフルワールド 戦争か平和かは、拡張セットです。 プレイするためには『イッツアワンダフルワールド』基本セットが必要です。 イッツアワンダフルワールド 戦争か平和かでは、5つのシナリオを連続してプレイします。 前のシナリオの結果が次のシナリオに影響を及ぼす、レガシーシステムを採用し、このゲームの世界がさらに広がります。 最終シナリオの勝者が全体のゲームの勝者となります。
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イッツアワンダフルワールド
¥6,050
タイトル:イッツアワンダフルワールド / It's a Wonderful World デザイナー:Frédéric Guérard メーカー:Engames/La Boîte de Jeu 発売年:2019 5つの帝国の民たちよ! 今日は世界大戦終結10周年の記念すべき日だ。 我々の聡明で親愛なる王たちは 我々を幸福にするために この素晴らしい世界まで導いてくださった。 我々が築き上げたこの平和で進歩を遂げた世界を 祝おうではないか。 偉大なる王たちを讃えよ! 近未来の地球を舞台に、プレイヤーは帝国の主となり、建築物を自領土に建てることで発展を目指します。 建築物から生まれた資源を用い、新たな建築物を構築、という拡大再生産と一般的に呼ばれるゲームです。 多くのゲームではラウンドからラウンドへと拡大していくのに対し、 このゲームではラウンド中に何回も拡大のチャンスがあることで、 拡大のコンボ、シナジーを気持ちよく体験できます。 極めてシンプルなルールであることもあり、 ここまでの拡大の気持ちよさを感じられるゲームは中々無く、大変お勧めの作品です。
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厄介なゲストたち:ウォルトン氏殺害事件 第2版
¥6,380
※数寄ゲームズ通販サイトでお買い求め頂いた商品に限り「推理の手引き」シート8枚が付属します。 プレイ人数:1-8人 対象年齢:12歳以上 プレイ時間:45-75分 ゲームデザイン:Ron Gonzalo García アートワーク:Samuel Gonzalo García, Laura Medina Solera 出版社:Megacorpin Games 厄介なゲストたち:ウォルトン氏殺害事件は、遊ぶたびにウォルトン氏が殺された夜を再構成する、革新的なミステリと調査のカードゲームです。 事件の真相となりうる組み合わせは3600通りあり、それぞれの真相は数千通りのカードの組み合わせから推理することができます。つまり、ゲームを構成する山札の組み合わせは数百万通り以上となり、毎回異なるゲームを遊ぶことができるわけです! 更に、このブリリアントデッキシステムは、プレイヤーの積極的な調査を促進し、事件解決に向けてあなたの真の推理能力を引き出すことでしょう。 あなたは誰よりも早く事件の謎を解くことができるでしょうか? プレイヤーはウォルトン氏に招かれた探偵として、ウォルトン氏の殺人事件の真相を探ります。200枚以上あるカードから指定された70枚のカードを抜き出して「事件」のデッキを構築します。プレイヤーはそれらのカードを確認し、交換することで、事件の真相に近づいていきます。 事件の解決には「犯人」「凶器」「動機」そして「共犯者の有無」「共犯者の動機」を明らかにする必要があります。 推理ゲームの古典「Cluedo」からの文脈を引き継ぎながらも、真相に肉薄する感覚をより強く味わえる、有機的な犯罪調査を実現したゲームです。 また、アプリを利用するソロプレイルールもあります。この手のゲームでソロプレイ対応可能なものは貴重でもあり、一人でじっくり事件解決に取り組むのも探偵気分に浸れてオススメです。 第2版では内容物を収納するインサートが強化されて、より遊びやすくなりました。
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ペーパーダンジョンズ
¥3,850
タイトル:Paper Dungeons: A Dungeon Scrawler Game デザイナー:Leandro Pires メーカー:MeepleBR 発売年:2022年(原版は2020年) プレイ人数:1人~8人 プレイ時間:30分 対象年齢:10歳~ ルール難易度:★★★☆☆(俗に「紙ペン」と言われるロール&ライトジャンルだけに、そもそもそこまで難解ではないものの、同ジャンルの他のタイトルと比べ要素が多い点は注意が必要) いいポイント ・ロール&ライトとクラシカルなダンジョン探索ゲームがうまく組み合わされている。雰囲気もばっちり ・キャラクターのレベルアップ、ボスとの戦闘、いろいろなアイテム―ダンジョン探索ゲームの要素が十二分に入っているにも関わらず、短めのプレイ時間にまとめられている ・ダイスのランダム性に加え、多彩な目的カード、魅力的な多くのボスモンスターなど、リプレイ性を高めてくれるいくつもの要素 イマイチなポイント ・要素が多いだけに情報量も多く、把握するのは少し面倒 ・多人数プレイに合わせた要素もあるものの、プレイヤー間の相互作用は薄く、一人遊び感は強め 昨今の定番ジャンルとなったロール&ライト(紙ペン)と、古典的なダンジョン探索ゲームが組み合わされ、海外で話題となっているタイトルが日本語版として登場しました。 プレイヤーは、毎ラウンド、振られたダイスから三つを選び、そのダイス目をさまざまな要素に適用することで、ダンジョンを探索していきます。 ダイス目の活用方法はさまざまです。 キャラクターのレベルアップや、マジックアイテムの作成といった成長、獲得を行い、ダンジョンを進んでいきましょう。 もちろん、モンスターとの戦闘も繰り広げられます。 ダンジョンの部屋にいるミニオンと呼ばれる一般的なモンスター、クライマックスとも言えるゲームごとに三体登場するボスモンスター。 キャラクターとの相性、レベルなどを踏まえ、ダメージを食らわずに確実に撃破していきましょう。 特にボスモンスターは、強力な分、得点に直結するため、ゲームに勝利するためには撃破することが非常に重要です。 ゲームごとに変わる要素も多種多様です。 ダンジョンの作りを変化させるダンジョンカード、12体用意されたボスカード、全プレイヤー共通の目標となりいち早く達成することが大事な任務カード、プレイヤーごとの目的カード、パーティーが持つ特殊能力となるパワーカードといった一連のカードでゲームごとに変化が生まれ、リプレイ性も高くなっています。 ロール&ライトジャンルだけにダンジョン探索の雰囲気を手軽に味わえる魅力的な一作です。
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ブライアン・ボル
¥8,580
タイトル:ブライアン・ボル / Brian Boru: High King of Ireland デザイナー:Peer Sylvester メーカー:Osprey Games、株式会社ケンビル 発売年:2023年(原版は2021年) プレイ人数:3人~5人 プレイ時間:60分~90分 対象年齢:14歳以上
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オラニエンブルガー運河
¥9,680
タイトル:Oranienburger Kanal デザイナー:Uwe Rosenberg メーカー:テンデイズゲームズ 発売年:2023年 プレイ人数:1人~2人 プレイ時間:45分 対象年齢:14歳~ ルール難易度:★★★★☆(カードの種類は多いものの、ルール自体は少なめ。この手のゲームに慣れているなら★★★☆☆) いいポイント ・ゲームごとに異なる組み合わせで登場するさまざまな建物カードをどのように活用していくか、限られたリソース獲得野機会をどのように作り上げ、活かすかー挑戦しがいのある内容 ・カードのアイコンなど一部直感的でない部分はあるものの、洗練された造り イマイチなポイント ・多数の建物カードはオールユニークで満足度は高いものの、フレーバーは弱く、味気ない 大人気ゲームデザイナー、ウヴェ・ローゼンベルクの新作が、コアゲーマー向けのゲーム出版を続けるSpielworxxから登場しました。 『オラニエンブルガー運河」で、プレイヤーは、19世紀を舞台に、ブランデンブルグに建設されたオラニエンブルガー運河での工業発展に携わることになります。 各ラウンド、プレイヤーは手番ごとにアクションボードに用意されたアクションを選択、実行していきます。 アクションは、基本的には、リソースの獲得、(線路や建物などの)建設、建設することになる建物のカードの獲得の三種類となっており、このタイプのゲームとしては、非常にシンプルです。 しかし、「オラニエンブルガー運河」は、決して単純なゲームではありません。 まず、メインの要素となる建物カードです。 ゲームごとに登場するカ建物カードは、120枚(拡張セットを加えると360枚!)からの24枚のみとなっており、どのカードが登場するかによって、臨機応変に戦略を組み立てなければならないのです。 また、こういった発展をテーマにしたゲームでは一般的な要素である定期的な収入がないのも大きな特徴です。 メインとなるアクションにもリソースの獲得はありますが、もっとも重要となるのは、建設した建物の効果の発動によるリソースの獲得です。 ボード上に決められた状況を作ることで建物の効果を発動させ、それによってリソースや得点を獲得するのですが、ゲームを通してその機会は(建物ごとに)わずか2回という限られたもの。 効果をより大きなものとする条件が設定されていることが多く、うまく条件を整えればそれだけ次へ繋げることができるわけですが、あまりに時間をかけてしまうっても手が進まないところがあまりにも悩ましいところです。 もちろん、対戦相手となるプレイヤーもいるため、遅れを取るわけにはいきません。 状況と条件、そして得られるリソース量とのバランスを見極め、より効果的なタイミングで建物を発動させることができるでしょうか? こういったタイプのゲームでは、建物カードには特殊なアクションが設定されていることが多いですが、「オラニエンブルガー運河」では、そういった特殊アクションはなく、建物カードに設定されているのは、獲得リソースの量やその条件です。しかし、ゲームとして、決して物足りないということはありません。自分の個人ボードの状況、戦略にもっとも相応しいカードを見極めるのは簡単なことではなく、十分に歯ごたえのあるものだからです。 こうして手に入れたリソースを活用していくわけですが、これも一筋縄ではいきません。 建物を建てるために使われるリソースは、獲得できる機会が限られているに留まらず、基本資源と重要資源の二つに分けられた5種類のリソースとお金があり、獲得した後もより手を進めるためにはどう活用すべきか、その選択と組み立てには頭を悩ませることになるでしょう。 「オラニエンブルガー運河」は、常にギリギリの選択を迫るような作りの、非常にマニアックなものではあるものの、ルールの文量としてはそれほど多くなく、ホイールによる資源管理と合わさりそぎ落とされたコンポーネント量など、非常に洗練されたゲームでもあります。 また、一人、もしくは二人用とすることで、プレイ時間もほどよいもの、かつ注意を払うべき範囲が限られたものになっており、プレイヤーの負担の軽減も図られています。 組み立てがうまくいった時の快感もあり、ハードルが高いだけのゲームではありません。 多くの人にとって挑戦しがいのあるゲームになっているはずです。 ※拡張カードパックⅠとⅡとのセットでの販売のみとなります。
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バールバラ
¥2,750
タイトル:バールバラ 日本語版 / Vaalbara デザイナー:Olivier Cipière メーカー:Engames 発売年:2023(オリジナルは2022年) プレイ人数:2人~5人 プレイ時間:20分 対象年齢:10歳以上
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SBAM!(スバム!)
¥2,200
タイトル:SBAM! デザイナー:Tommaso Battista, Marco Pranzo メーカー:テンデイズゲームズ 発売年:2023年(オリジナルは2022年) プレイ人数:2人~6人 プレイ時間:20分 対象年齢:8歳~ ルール難易度:★★☆☆☆(カードの処理順には注意が必要) いいポイント ・パーティーゲーム的ではない新感覚リアルタイムゲーム ・特殊カードの効果を踏まえ、冷静かつ適切な判断が求められるゲームとしての面白さを味わえるシビアさ イマイチなポイント ・やや直感的ではない特殊カードのデザインとその処理順 「バラージ」でルチアーニと組んでいたトマゾ・バティスタによる(正確には共作)ゲーマー心をくすぐられるリアルタイムゲームです。 プレイヤーは、自分の左隣のプレイヤーと右隣のプレイヤーとの間にそれぞれある場にカードをプレイし、双方のプレイヤーと「数比べ」を行います。 数比べに負けてしまうとダメージを受け、ダメージが蓄積したプレイヤーから脱落することになります。最後の一人が勝者となります。 三色の1~3の数字カードの合計を競うという、文字通りの「数比べ」ですが、しかし、これが一筋縄ではいきません。 まず、数比べで使うことの出来るカードは、双方のプレイヤーが出したカードで、もっとも多くの枚数が出された色だけです。 しかも、同じ色の同じ数字カードを複数枚出していた場合、二枚一組で捨てられることになるため、ただ沢山カードを出せばいいというわけではありません。 加えて、特殊カードの存在があります。「特定の色は二枚一組で捨てられない」、「色を問わず3のカードを捨てる」といった特殊カードの効果は、シンプルながら、及ぼす影響はとても大きいのです。 これらが組み合わさるとは言え、、ルールとしてはとても単純です。 しかし、このゲームは、リアルタイムであり、カードをプレイする場は二つあるのです。 刻一刻と変化する場の状況を的確に判断し、いかに早くカードを出し、相手を上回るのか。 非常にシビアなプレイングが求められるのです。 とはいえ、決して、シビアなだけのゲームではありません。 どれだけ的確に判断していた自信があったとしても、焦りからのミスも少なくないでしょう。 そのため、自分の想像とは違った結果になることも多く、その結果に一喜一憂。そんな状況もまた盛り上がるゲームになっています。
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エンバーカデロ
¥8,800
ゲームデザイン:Adam Buckingham, Ed Marriott アートワーク:Janos Orban 日本語版製作:数寄ゲームズ プレイ人数:1-4人 対象年齢:12歳以上 プレイ時間:60-90分 1850年のサンフランシスコはゴールドラッシュの真っ最中です。一攫千金を狙う者たちであふれかえっているサンフランシスコ湾には、途切れることなく船が流れこんでいます。 この新興都市の沖合には放棄された大型船団が停泊しており、その乗組員はかなり前に“金鉱熱”に取りつかれていなくなりました。 数人の実業家がこれらの遺棄船の所有権に出資し、港に曳航して、拡大しつつある彼らの 帝国に居住地を提供しています。“エンバーカデロ(波止場)”として知られるこの埠頭 周辺地区は、やがてこの盛況な港湾都市での事業の中心となりました。 「エンバーカデロ」では、プレイヤーはこれらの抜け目ない起業家たちの後継者となります。遺棄船の上にサンフランシスコを建設し、市議会で足場を固めましょう。あなたはこの波止場地区を支配するために必要な資質を持っていますか? ゲーム紹介:数寄ゲームズブログ http://sukigames.seesaa.net/article/498614153.html
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エンバーカデロ:沈まない船
¥2,530
ゲームデザイン:Adam Buckingham, Ed Marriott アートワーク:Janos Orban 日本語版製作:数寄ゲームズ プレイ人数:1-5人 対象年齢:12歳以上 プレイ時間:60-90分 「沈まない船」拡張はまったく新たな 3 つのゲームプレイモジュールを導入し、「エンバーカデロ」に 5 人目のプレイヤーを追加するために必要なすべてのものを同梱しています。各モジュールはどのような組み合わせでも使うことができます。
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スイート&スパイシー
¥2,200
タイトル:スイート&スパイシー / Sweet & Spicy デザイナー:Győri Zoltán Gábor メーカー:HeidelBÄR Games、株式会社ケンビル 発売年:2023年(原版は2022年) プレイ人数:2人~6人 プレイ時間:15分 対象年齢:8歳以上
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キャンバス
¥5,500
タイトル:キャンバス/ Canvas デザイナー:Jeff Chin, Andrew Nerger メーカー:Engames 発売年:2021 プレイ人数:1人~5人 プレイ時間:30分 対象年齢:14歳以上